O型しかいない民族もいる?

血液型は、生活の変化により突然変異で生まれました。紀元前4万年前ころに、古代ホモ=サピエンスの狩猟生活に適した腸内環境を維持するため「O型」が生まれます。その後、定住して植物を育てる農耕が発明され、穀物などを消化吸収しやすいように腸内菌が変質し「A型」が誕生しました。

農耕の発明によって食物が豊富となり、人口が増加します。爆発的な人口増は過剰人口を生み出し、一部の人々は農業に適さない土地へと追いやられます。ヒマラヤなどの高地にすむ農耕民族の誕生です。短い草しか育たない土地での家畜は羊や山羊。動物の「乳」がメインのたんぱく源となり、それに合った腸内環境が必要となります。そこで生まれたのが「B型」。

もともとは、食物との関係から生まれた血液型。ということは、同じ地域に住む人は同じ血液型だったはずです。

もともとは偏りのあった血液型

元は、世界中のホモ=サピエンスがO型でした。少なくとも紀元前2万5千年ころまでは、人類にはO型しか存在していません。その後、農耕民族が誕生したことによりA型が生まれます。そのころには、血液型はかなり偏っていたはずです。アフリカで狩猟生活をしている人々は皆O型で、アジアで農耕生活をしている人たちはA型が多く一部がO型だったでしょう。ヒマラヤでB型が生まれた時にも、多くはB型で一部にO型という人がいたはずです。

O型しかいない民族もあります

世界的な血液型の統計はそれほど詳しいものはありませんが、ある程度の調査が行われています。それによると、ブラジルの先住民は100%「O型」です。アメリカ大陸は、コロンブス以前にはほとんど他の大陸との交流がなかった地域ですので、血液型は純粋培養されてきたのでしょう。インディオに、人類古代の血液型である「O型」しかいないのは、ごく自然なことなのかもしれません。

ペルーのインディオもO型が100%です。マヤのインディオはO型が97%。カナダのナバホ・インディオは77%がO型で残りはA型で、B型、AB型はいません。オーストラリアの原住民アボリジニは、O型が53%、A型が45%、B型2%で、AB型はほとんどいません。やはり、長い間他民族との交流の少なかった地域の人たちには、偏りが大きいようです。

日本人は、A型38%、O型30%、B型22%、AB型10%程度ですが、北海道の先住民族アイヌは、A型32%、O型17%、B型32%、AB型18%と、同じ国内でもかなり違います。

血液型は地域によって、民族によってかなり偏りがあります。先住民の中にはO型しかいない人々もいます。

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