世界でわずか43人!奇跡の血液型「黄金の血」とは?

世界にたった43例しか確認されておらず、200万人に一人という低確率で見られる「黄金の血」というものが存在することをご存じでしょうか。

もちろん、血液が黄金色をしているといった意味ではありません。非常に珍しく、黄金のように貴重な血液という意味でこう呼ばれています。この血液は、赤血球表面に抗原がひとつもなく、全ての血液型に輸血可能なのです。

200万分の1の奇跡

通常、赤血球の表面には最大で342種類の抗原が存在し、この抗原に対応して体内では「抗体」と呼ばれる特殊なタンパク質が生成されています。
このうち、半数の約160個の血液型抗原はほとんどの人間の血液中に存在します。どれかひとつでも欠けているという人は、全体のわずか1%程度という少なさですが、これがさらにひとつもないとなれば、200万分の1という珍しさとなるのです。
抗原を全く持たないということは、この世の全ての人にとって免疫システムが拒絶反応を起こす危険性がないということです。つまり、全ての人に輸血が可能ということになるのです。

全ての人に輸血可能、でも貰うことはできない

現在確認されている43人のうち、輸血に応じているのは6人、そのうちの一人は日本人だという情報もあります。

この黄金の血の持ち主は、誰にでも輸血をできますが、自分の方は同じ黄金の血を持つ人以外からの輸血はできません。

生涯1度だけの輸血は可能ですが、2回目の輸血時には溶血性副作用を起こし、死に到ると考えられています。また、妊娠も1度は可能ですが、2度目には強烈な反応が出て、母胎、胎児とも危険な状態になると考えられているのです。

その他の珍しい血液型

この黄金の血ほどではないにしても、珍しい血液型というのはいくつか存在しています。有名なのはRHがマイナスで、ABO型がABという組み合わせの人ですが、この血液型である確率は日本では2000人に一人となっています。

事故などで急に大量の輸血が必要な時などに対応するため、自己申告で血液センターに登録するなど、相互に助け合うような仕組みができている場合が多いようです。

また、ボンベイ型という特殊な血液型も存在します。これは一見、O型に見えるため、O型の亜種などと言われることもあります。

A型、B型などの血液型は、A抗原、B抗原を持つことから決定されますが、このA抗原やB抗原をとどめる役割をするH抗原というものが存在します。
ほとんどの人がこのH抗原を持っているのですが、ごくまれにこのH抗原を持たない人がいます。この血液型をボンベイ型と言います。

通常の血液検査では、全てO型と判断されます。例えば、親がAB型であれば通常はO型の子供は生まれませんが、ボンベイ型であれば見かけ上のO型の子供も生まれるのです。
特に男性側は、子供の血液型がおかしいとなれば不安になるものです。
この血液型が全く知られていなかった頃は、「血液型があわない」という理由で訴訟に発展したこともあったのですが、ボンベイ型であったことがわかり、この血液型の認知も進む結果となりました。

日本全体でボンベイ型の血液を持つ人は50人弱と考えられていて、確率は100万人に一人程度となっています。

同じボンベイ型同士でなければ輸血は不可能ですので、やはり密なコミュニティが存在すると考えられています。

血液は遺伝によって次世代に受け継がれるのが一般的ですが、これらの珍しい血液型の中には、突然変異のように生まれることもあるようです。
万が一の時のために、一度は献血などを行い、自分自身の血液について詳しく知っておくと安心かもしれません。

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