血液型はいつ発見されたのか?

血液型というものがあるということは今や常識です。小学生の子供ですら、血液には個人差があることや、手術などで輸血する際には「適した血液型」があることを知っています。しかし、それが発見されたのは、実はそれほど昔ではありません。

新米科学者が発見したABO血液型

血液型を最初に発見したのは、オーストリアの研究者カール・ラントシュタイナーです。1900年のことで、当時32才のラントシュタイナーはまだ博士号も持っていませんでした。彼は研究室の同僚たち6名の血液を血球と血清とに分け、組み合わせを変えて混ぜ合わせるという実験を行いました。本人の血球と血清を混ぜたときには、どの人のものでも凝集することはありません。しかし、ある人の血清に別の人の血球を加えると固まることがあることを発見します。凝集する組み合わせとしない組み合わせがあることに気がつき、これが血液型発見のきっかけとなりました。

整理してみると血液には3種類あることがわかりました。誰の血清と混ぜても凝集しない血液、これを「0(ゼロ)型」と名づけます。さらに、多くの人の血清により凝集する血球を「A型」、少数の人の血清と凝集する血球を「B型」としました。彼はこの発見を1901年に発表し世界を驚かせます。

翌年に他の研究者によって第4の型が発見され「AB型」と名づけられ、後に「0(ゼロ)型」は「O(オー)型」と名称が変更されます。ちなみに、ラントシュタイナーは自分の血液型を「A型」と名づけましたので、血液型の発見者は「A型」だったということになります。

この発見により、1930年にラントシュタイナーはノーベル生理学・医学賞を受賞しています。

Rh式血液型

ラントシュタイナーは1908年にウィーン大学の病理学教授となった後、1922年にニューヨークに移住してアメリカ国籍を取得、終生アメリカで過ごしました。Rhプラスとかマイナスという血液型があることもよく知られていますが、これもラントシュタイナーとその弟子のアレクサンダー・ウィーナーにより発見されたのもです。1937年のことでした。

研究が好きで、75才で亡くなるまで研究を続け、心臓発作で亡くなったのは自分の実験室の中。研究を愛した人らしい最期です。

ABO式血液型は、若手研究者ラントシュタイナーによって1900年に発見されたものです。これにより手術の際の輸血の問題が大きく解消されることになりました。偉大な発見です。

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